夏合宿一日目

とうとう現役最後の夏合宿となりました。
長いので続きを読むからどうぞ。

8時10分に新大阪駅に集合なので、朝は6時30分に起き、家を7時15分に出発。
駅の途中のファミリーマートで電池式の携帯充電器を購入。
その後駅まで歩き、四つ橋線西梅田まで。
西梅田で160円の切符を買い、7時54分発の快速に乗る。223系1000番台。
新大阪駅について階段を上がると、7割ぐらい来ていた。改めてみるとやっぱり人数多いなぁ。
そして8時10分になったものの、まだ高2が二人来ていない。
8時15分に一人が来た。しかし、あと一人足りない。
8時19分発の新快速が着いてもまだ来ない。
結局8時28分の快速で着たみたいで、約20分遅れて最後の一人が到着。
40人全員が集合した。・・・もはや登山のグループではない。
そして新幹線のホームに上がる。
5分ぐらいして、名古屋まで乗るのぞみが到着。

700系のB編成。新大阪始発なので、車内はまだガラガラ。
8時40分に新大阪駅を発車。
京都で大方座席は埋まって、そのまま名古屋へ。
名古屋には9時33分に到着。

名古屋からはワイドビューしなのに乗り換え。
中央線のホームに上がると、まだ電車は来ていなかった。
ここで、隣に止まっていた211系10両編成を撮影。

さらに、ワイドビューひだと南紀が並んで止まっていたのでこれも撮影。

そして、ホームの売店で駅弁を購入。ひつまぶし1000円也。
今回は俺が合宿のパンフレットに駅弁について書いたこともあって、駅弁を買う人がかなり多かった。

しばらくして、一行が松本までのるワイドビューしなのが入線。

この電車は40人ならんで指定席を取ることが出来ず、指定席は3号車に38人、2号車に2人となぜか飛び地が出来ていた。
2号車はモハなので、三丁目と2号車に乗車。荷物室にザックを置いて、あらかじめ持ってきておいたカセットレコーダーで録音開始。
そして、名古屋発車〜。
千種、多治見、中津川と、一週間前に通ったばっかりの駅を次々と通って、南木曽でテープを反転。ここで三丁目と名古屋で買ったひつまぶしをあける。

鰻が中国産だったことは気にしない。

そしてワイドビューな車窓を楽しんだり三丁目と話をしたりと、とても団体旅行とは考えられない感じがした。もう完全に個人旅行の気分。

そして木曽福島塩尻と止まって名古屋から2時間ちょいで松本に着。
この前一人旅で来てから一週間経ってないんだよねぇ・・・。
次に乗る電車は白馬行きのスーパーあずさ。というか松本から白馬までの短距離を特急に乗るというなかなか面白いことになったのは如何に。

時間があったので大糸線のホームまで行く。12時10分発の南小谷行きは発車した後だった。
ひつまぶしが少なかったので、高二4人で大糸線ホームの端っこにある駅そばで軽く食べる。食べている最中になんか変な電車が。

485系を改造した団体専用電車「彩り」。こんなところで見れるとは・・・。

食べ終わったらE257とかを撮りつつ3番線へ。

12時32分、スーパーあずさ11号が入線。

来たのはGTO−VVVFのT2編成。
指定席に乗り込んでみると勿論ガラガラ。指定席は無駄に5両もあるし。
ここでまたカセットレコーダーをセット。
豊科、穂高と停車し、今から登山に向かうであろう登山客が次々に降りていく。
穂高を出てから自由席のほうへいってみたが、かなり空いていた。指定席をとる意味がほとんど無かった気もする。
信濃大町では先に発車した115系の普通を追い越す。そういえば去年はあれで行ったんだった。信濃大町で無駄に長く止まったのはまだ覚えてる。
しばらく行くと進行方向左側に木崎湖が。

またまたしばらく行くと、中三の野外活動のときにカヌーをした青木湖も。

去年も同じところを通ったものの、どこか懐かしかった。あのときもカヌーをしながら大糸線を走るE351やE127を見ていたのを覚えている。
そしてしばらく山間の町をはしりつつ白馬駅
白馬ではこんなのが・・・。

神領電車区に残り一編成しかない381系。臨時のしなのの運用についていた模様。
正面からは時間の関係で撮れず。ていうか一応ワンゲルの合宿なんでね。あまり勝手な行動は出来ないわけですよ。
この写真だってかなりぎりぎりでしたし。

白馬駅は若干曇り空。このとき名古屋と大阪は激しい雷雨だったそうで。
もしこっちにそんなんが来てたらまさに白山の二の舞やって。

白馬駅では二日目に大雪渓に上るためにアイゼンを借りる。約30人分。

白馬駅からは貸切のアルピコバスで猿倉まで。こんなとこによく道路を通したなあ、と感心するようなまだりくねった山道をバスが走る。そして、30分ほどで猿倉に到着。

猿倉からはA班とB班に分かれる。自分はB班の責任者だった。
A班が出発してから10分ぐらいでB班も出発。時間は14時45分。
A班はどちらかといえば体力的に心配な人を集めた班(全員じゃないよ)で、B班は大丈夫そうな人を集めた班。
少々ガスっていたブナの原生林を歩いていく。
15分ぐらい山道を歩いていると、先頭に何やら20人ぐらいの集団を発見・・・・ってあれA班じゃん!!!
A班が25分かかっていったところをB班は15分。つまり、速さは3:5。
追いついたら班分けした意味が全く無いので、ちょっと広いところで休憩。10分ほど休んで再び出発。今度は少しペースを落として。
ペースを落とすとは言っても、A班と同じスピードだったらすぐにバテてしまう。体力的なことを考えてもB班は少し速めでないと歩きにくいし。

そして白馬尻小屋の手前で再び追いつく。到着時刻は15時52分。これでも地図より7分遅いだけ。

白馬尻の小屋に着くと、すぐにテント設営。小屋に泊まる人は小屋に。前は川を渡ったところにテント場があったが、川を渡るための橋がなくなった(?)ために、小屋の前の広場でテントを張ることに。しかし、先客がいた上にそんなに広くなかったために、テントを張る場所がなかなか見つからなかった。しかも、ワンゲルで使っているモンベルのテントと全く同じテントが3張ほどあったために、どれがどのテントか見分けがつかなくなった。

どうにかしてテントを張り終えた後、すぐに晩飯の準備。この日は棒ラーメンとふりかけだったので、米を炊いて湯を沸かすだけ。ガスってはいるものの、雨は降っておらず、準備しやすかった。

白馬尻小屋から見た大雪渓。明日はこれを登るんだよなぁ。
晩飯が終わって片付けも終わると、小屋に行ってみた。
小屋の前には、「本日、混雑のため一畳に2人以上」とか書いてあったわりには、ワンゲルは25畳ぐらいの三階が貸切で、かなり広かった。他のところも全然混んでおらず、一畳一人ぐらいだった。
だから、コッヘルやガスカートリッジなどは小屋のワンゲルの部屋に取り込んでおくことに。だってテントはギュウギュウ詰めだし。

そして小屋の談話室で8人ぐらいでトランプをしたり民主党が圧勝した選挙の結果を見たりして8時30分ごろに就寝。
明日はしんどいかな〜。一気に標高が1200mも上がるし。高地順応のためにゆっくり行くといっても、大雪渓で止まるわけにもいかんし。だれも高山病の人が出ないことを願うのみ。

(一日目終わり)