三木鉄道廃線跡〜プロローグ
1916年に播州鉄道として、厄神〜別所が開業したのが三木鉄道の始まり。
その後、1943年に国有化されて、国鉄三木線になった。
80年代から廃止が検討され始めていたが、1985年、第3セクター「三木鉄道」に転換された。
信号所を駅に格上げするなどして駅数を増やし、乗客の増加を図ったが、乗客減は抑えられなかった。
一時はDMVの導入だとかいろいろと検討はされたものの、
三木鉄道廃止を公約に掲げた市長が当選し、
住民アンケートでも大多数が廃止に賛成だったようで、
地元にあまり惜しまれることなく、2008年3月31日、廃線となった。
6月15日、甲南定期戦という絶好の機会を使って、
この不憫な路線の廃線跡を歩くことにした。
(つづく)