Lesson8全訳

人間は二つの集団に分類されるものとして考えられてきた。すなわち、指導者とそれに従う人々である。指導者は権力に飢えていると思われていて、あるいは少なくとも指導するために生まれた。一方、その他の人々は従うために生まれた。しかし、それほど単純なことではない。
まず第一に、ほとんど誰もが鎖の中の輪で、下の者たちを乱暴に扱う事が許される事により上の者に従う事に対して報われる。実のところ、服従は単に自身の奴隷を支配する事によって払う代償に過ぎない。
そして第二に、指導者に従う人たちは彼に従う人々によって形成された集団を通して権力を得る期待してるのである。集団で自分自身を見失う人々や、儀式的な方法での行動のため、すなわちスローガンを大声で呼びかけたり、ユニフォームを着たり(それが伝統的なものであっても常軌を逸しているものであっても)、脅迫的な意思表示にふけるために個性を捨てた人々がものすごい権力意識をもっていることもよくあることである。 
しかしもちろん、グループの中で保証を求める人々は、自身が権力を持った人間であると言うことを想像するような権力を持った人間では無い。(?)
彼らは自分自身に自身が無く恐れているので影で強がりを言っている。本当の力を持った人々は思い切って孤独に歩く人、すなわち恐れてはいるけれども暴徒に立ち向かい、またそれに対して断固として背を向けている人だ。真の力を持っている人は、神経質な哲学者であり、臆病な思想家、つまり危険な発見をしたガリレオのような人だ。  

続きはまた明日。訂正とかありましたらコメントにどうぞ。特に(?)あたりは怪しいので・・・。。

今日の範囲の練習問題も後で書きます。